Apple Mac BookG3 14inch
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スペック的に今時のPCから見ればしょぼしょぼですが、なぜか軽い動きのMacモニターの大きいモデルを探して見つけたジャンク、OSもありません、本体とACアダプターのみ大ハンペンと小ハンペンです。 |
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バッテリーのチェックボタンを押してみたら、ランプが4つ点灯、試しに起動したら、?フォルダーとホルダーマークが交互に点滅、OSが飛んだか、HDDが不動でしょうね(作動音がしないけど開けた形跡すらありません) |
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お決まりの分解開始・・・・すでに4台ほどこなしているので、サクサクと作業は進みます。 |
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シールドの状態から判断して、確かに開かれた事はまだ無いようです。 |
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HDDとご対面、外した物をチェックすれば、やはり動きません、手元にあった40GBを搭載します。
ケーブルは、マザーボード>HDD>CDDriveとディスクトップのようなレイアウトです。発想が凄いですね、ノートもタワーも同様な設計思想、逆に言えば無理やりノートにした? |
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まぁしかし、マザーの上にドテとHDDがブラケットで宙吊り状態で組まれます。フレームはアルミダイキャストです、其処に機器が付けられ、ポリカーボネイトのボディーで包まれる。
左が今回使用のHDD、右がご臨終のHDDです。 |
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HDDに専用のボスを取り付け、ブラケットの黒いラバーに差し込みます、ケーブルをつけて、ブラケットごと定位置に、その後ケーブルをフレームとHDDの間に見える、ピンに差し込みます。 |
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これは何でしょう?M1.6XP0.35のタップと下穴用のドリル1.2mmです、ほとんど針のような物・・・・ |
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閉じた時の、キャッチをリリースする、レバーボタンの成型ヒンジの支点ボスが片方折れていました。
これの修理のためこのような、サイズの物を用意したのです。 |
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2mmほどの厚みしかありませんピンバイスで穴を開け、タップ、セットスクリューで支点を作りました。
本体が、樹脂では強度がありませんが、アルミダイキャストのためできたのです、反対側を見てください、フレームより太いボスが出ています。 |
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この向きで、組みますが、ここのプレートに、基盤が付きます、なんとパッドの手前のボタンのスイッチなんです、こんな小さな物で動いているのですね。 |
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キャッチホルダーに、基盤を爪で引っ掛けているだけです、組み付けもタッチパッドの裏側の樹脂成型の爪に引っ掛けて、リリースボタンを押しながら、定位置に押し込むだけ、これだけで、止まるんですね。
何せ、分解すればするほど、驚かされるPCです。
この後、組み立てて、OSはMacOSX(10.3)をインストールしてみました。
いずれ、レストアCDを入手しておこうと思います。今回はOSのみのクリーンインストールです |
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スペックは・・・・
CPU:PowerPC 600MHz
ROM:128MB+512MB
HDD:40GB
12inchと比べ、たった100MHzと
ROMが256MB増えただけなのに
とっても軽く動きます。 |